地方美容師の日記

経験日常を書きます

まっすぐ切るだけ

 

カットの練習でおそらく最初に練習する

 

ワンレングスというカット、簡単に言ってしまえまば水平にまっすぐの切り口のスタイル。

 

簡単そうに見えるが1番ラインがでて誤魔化しが効かないカット。

 

アシスタント時代のカット練習の最初のスタイル。

自分もテストに受かるためにレッスンしました

最初「まっすぐ切るだけじゃん」

レッスン後「まっすぐならない。」

 

髪を濡れた状態で見るとまっすぐ切れている。

乾かすとまっすぐにならない。

横から見た時に前に上がる。

横のラインがへこむ。

 

引っ張る力ハサミの入れ方でズレが出てきてしまう。

 

テストはまっさらな新品ウィッグ(生首みたいな見た目)を使い一発切り。

一個3000〜5000円

 

レッスンでは同じものを数センチずつカットして練習する。

 

テストを何度も落ち、その月の給料はウィッグ代天引きの9万円と少し。

計10回は一月で不合格。

 

何がダメなのか考える。

同期に相談

同期「まっすぐ切るだけじゃん」

自分「それができないんじゃ」

 

先輩もいろんなアドバイスをくれました、だけど切ればきるほどわからない。

 

最初から全て見直す手順、操作、姿勢、ハサミ

この時ハサミに目がいき、ハサミを変えるとあっさりまっすぐ切れる

 

アシスタント時期ってお金もなく美容学生時代のハサミを使っている人多いと思うんだけど

 

思い切ってローンでハサミをかってもいいし

今使ってるハサミを研ぎに出すとか

手に届きやすい安めのハサミを買うでもいい

 

道具ってすごく大事でピン、コーム、ハサミ

全てこだわると練習効率も上がります

もちろん気分も上がります!

 

長くなりましたが、ウィッグも無駄にしないた

めにもハサミの質にこだわるのはとても大事!

 

新しいハサミ欲しいなー。